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いきいきからだほぐしの会 ikiikikara.exblog.jp

2015年夏 両側乳がんステージ3、術後標準治療を受けず、代替治療などで歩んできた記録です


by tambo

手術を控えているかたへ(2)

さて、手術の日の様子についてです。
以前にも書きましたが、手術の当日が一番キツい山場で、後は日に日に楽になっていきます。
前日はよく眠れるように、精神安定剤が出されることがほとんどでしょう。私は服用するのに少々抵抗を感じましたが、眠れなくて辛いのは困るなと思って、夜飲んでぐっすり寝たと思います。
食べるのも前夜21時以降は禁止。水やお茶はいいけど、牛乳などの飲み物もダメです。胃腸の負担になるのは食べ物と同じです。
当日も朝から絶食です。

後は、下剤がいる人は服用して排泄しておくことや、毛剃りのことかな。脇の下確認されたような…処理してる場合は何もされないと思います(^-^;)

当日は浴衣タイプの寝間着を着て、脚には血栓予防の白いストッキング。下着はなしで、下はT字体(ふんどしみたいなもの)のみ。手術中から当日も動けないから(自分でトイレに行けない)、排尿のため管を入れてバッグに溜めるんですよ。術後、目が覚めると管が入っています。管が入っていれば、トイレに行きたい感覚は無くなります。スゴイわ~

さて、手術の様子は分かりませんけど(^-^;)、以下は私の経験です。
朝、10時から3時間の手術でした。片側部分摘出なら、もっと短く終了でしょう。
手術室までは歩いて行き、入口で名前を確認、頭にネットの帽子をかぶり、血圧など測ってから、手術室のベッドで横になります。
手術室は窓が無くて、大きな無機質なライトが、無言で自分に覆い被さろうとするかんじ。かなりSFチックです。映画の宇宙船内みたいだなと、余計緊張してくるので、心の中で「よろしくね~」とお願いしたり、手術室のスタッフさんに声をかけたりしました。

麻酔をする先生がやってきて、麻酔薬が静脈点滴が入って数を数えるように言われます。私の場合は、麻酔の副作用で気持ちが悪くなり、「気持ち悪い~」と言っているうちに、意識がなくなり、次に気がついたら手術終了してました。
その日はずっとベッド上です。トイレにいくのも禁止。
痛み止めがかなり効いているので、うつらうつら寝てた気がします。
次の日、状態に問題なければ、ごはん食べられるし、トイレも行けます。私は痛みに強い方で、薬はつかわなかったけど、回復にはリラックスが一番ですから、鎮痛薬を使うメリットは大きいですよ。
脇の下のリンパ節切除した場合は、管が入っています。ちゃんと排出されるように、下の容器を横にしないよう注意して下さい。管がぬけたら、退院は早いと思います。

手術は緊張するけど、始まるまで。手術終わったら、とにかくゆっくりしてください。看護師さんに髪を洗って乾かしてもらうとか、人に委ねる、甘えるのをたくさんやってみてください(^-^)

by ikiikikarada | 2018-07-17 12:14 | がん | Comments(0)